ボーカルなら、マイクにこだわりたい
初めまして、ume3です!
「ちょっと理想はあるけど、マイクでそんな変わんないと思うし俺は俺の声で歌いたい!」って方いるんじゃないでしょうか?
僕も実はそっち側で、ついこの間までマイマイク持っていませんでした。。。
勝負するのは自分の声!自分の技量とパフォーマンスが全て!!みたいな感じで…
いや、だけど改めて考えてみて下さい。。。
ボーカリストがいればギタリストがいてベーシストもいるんですよ。
ドラマーにしても、ベーシストにしギタリストにしろ自分の限界値を引き出せる楽器を持っているんですね。
ではボーカリストはどうでしょうか?
ギタリストが手を振り、ギターを弾くのを考えるとボーカリストは、声を出すことがまずギタリストの手を振ることに当たると思います。マイクはそれを奏でる1つの機材です。
そう考えるとボーカリストはマイマイクを持っているのが当たり前のような気がしてきませんか?
今回は自分に合うマイマイクを探してみましょう!
先に言っとくと、マイクは別に一人一本ではないです!!
環境やステージ、箱によっても変えて自身のポテンシャルを最大限引き出しちゃってください!!
最後までよろしくお願いします!
マイクは大きく分けて2種類
マイクは2種類あることはご存知でしょうか?
スタジオやライブハウスなどに置いてあるマイクはダイナミックマイクと言います。ほとんどのマイクは単一指向性でマイクの目の前の音を拾ってくれる代わりに周りの音はあまり拾わないです。
衝撃にも耐性があり、無茶な使い方をしない限り丈夫で長持ちします。
ライブやスタジオで重宝するのが分かりますね…
ボーカルの声+ドラムの金物が全部マイクに入ったら溜まったもんじゃないですもんね…
レコーディングや、ドラムセットの上にぶら下げてあるマイク等をコンデンサマイクと言います。
ダイナミックマイクとは違いかなり感度が高く、別途でファンタム電源が必要になります!
マイク本体には付属してないので個体や、オーディオインターフェースを使います。
※余談ですがファンタム電源のファンタムはファントムとも言い、幽霊って意味だそうです。(見えない電源
感度も高いので、湿気に弱く持ち運び時にも注意が必要です!ダイナミックマイクより比較的高価な印象です。
今回はダイナミックに絞り、ご紹介させて頂きます
それでは紹介していきます!
①『SM58/SHURE』
ライブハウスのド定番
通称「ゴッパー」です。はい。
メチャンコ有名でスタジオやライブハウスでは必ずと言っていいほど置いてあります。
内部構造がシンプルでかなり耐久力もあります、が初心者の方にはあまりお勧めはできないかもです…
どちらかと言うとミドルを上げてハイはほぼなく人によっては若干こもって聞こえる気がします。(EQで、なんとかなるっちゃなりますが…)
ただ超ド定番なのでアドバイスなりは比較的貰えやすいです!
②『D5/AKG』
バランスも良くコスパの良い一本
続いてはAKGのD5というマイクです!
AKGはリーズナブルで本格サウンドを目指しているそうで価格もお財布に優しいです…
高音域も58と比べるとかなりクリアに聞こえると思いますよ!
③『BETA57A/SHURE』
SM58の上位機種
元は楽器用に製作されたモデルらしく、58と比べるとボーカルとしては弱いかもしれませんが使用者の好みによって使われることも多いそうです!
楽器をメインにマイクを探しているならぜひこちらをお勧めさせていただきます!
ただ注意点としてウインドスクリーン内のシートが薄くボーカルの息の吹きが弱いようです。対処法としてはマイクと拳一個くらい間隔を空けるか角度により軽減できると思います!
④『E935/SENNHEISER』
抜けが非常に良く他楽器に埋もれにくい
僕も使ってます!!
「フルメタルボディでハンドリングノイズを受けにくい」と公式にて書いていましたが、僕はギターを弾きながら歌を歌うので正直あまり分かりませんでした。
しかし、MCの時マイクに手を回しても「ブオ!!!!」みたいな音はしませんでした…
個人的には一番気に入っている一本です。
スタジオで初めて声出しした瞬間もしっかり覚えています。
⑤『55SH seriesⅡ/SHURE』
見た目で圧勝するならこれ!
SHURE シュア 55SH Series II アイコニック Unidyne® ボーカルマイクロホン
ガイコツマイクと言われる見た目でSHUREさんが出しているシリーズです。
見た目はコンデンサマイクですが、しっかりダイナミックマイクです。笑
ON/OFFスイッチもありステージ上での無駄な音もOFFスイッチで解決ですね
よくラウド系バンドさんが使っているイメージです、比較的音は柔らかくなります(僕の経験的に
あとはアー写にも使えるかもしれません!が、アー写の為だけに買うべきではないと思いますが、、、
⑥『E945/SENNHEISER』
e935の上位版!ただし理解しなきゃいけない点も
僕が買うときはコイツと迷ってました。
e935と比べるとこちらは「超単一指向性」となっております。
音質に明確な違いは分かりませんでしたが、単一指向性と比べかなり周りの音を排除してしまうのでマイクにもかなり近づき、しっかり発生しないと違いにわからないかもしれません。
個人的にはe935を推しますがe945にもすっごく魅力が詰まってます!!(見た目もかっこいいしね
⑦『ATM98/audio technica』
ライブステージ専用マイク
なんでもaudio technicaさんがライブステージをメインに設計されたようで、ライブでこそそのパフォーマンスが発揮されそうです!
こちらもハンドリングノイズを抑える機能が入っており、耐久力も期待できるボディとなってます!
音質は、どちらかと言えばこんもりかもですがハイを完全カットというより若干残しミドルをあげベスを若干上げると言った音で、比較的大人なリッチな音に聞こえると思います!!
これも合わせて見たいマイクケースおすすめ!
大体、マイクを買ったら付属のケースが付く物ですが「マイクケースにもこだわっていきたい!!」という方の為に、いくつか調べてみましたのでよかったら参考にしてください。主は付属のマイクケースです。
ちなみに、マイクは通常の楽器と違いかなり繊細みたいで「ソフトケース」はないようです。というより、あっても僕は絶対にお勧めしません!
『SEMI-HARD MICROPHONE CASE/E.D.GEAR』
EMC01 マイク用セミハードケース [カラビナ付属] (カーキ/オレンジ)
マイクケースはハードケース一択だと思っていたので非常に斬新でした。。。
見た目もおしゃれで可愛い!!!筆箱みたいだし、話の種にもなりそう!
僕もこれ買ってみようかなあ…
『AMIC10-58/ARMOR』
ハード型のマイクケースです!僕のエフェクターケースも「ARMOR」です!
非常にしっかりした構造で、ARMOR社は個人的にはめっちゃお勧めです。
ただマイクを入れた際、個体やサイズにもよると思いますが移動中遊んでしまうことがあるようです。
ラップバトルではなくマイク踊り!!
少し百均のスポンジなりで工夫がいるかもですがハードケースは安心ですね
『RRM12S/ROADREADY』
ROADREADY (ロードレディー) 12本用 マイクケース RRM12S
こちらはボックス型とマイクケースになります。
最大で12本マイクを保護できます。
ボックス型だと機材車などにも収まりがよく、扱いやすいかもしれませんね!
まとめ
如何でしたでしょうか?
やっぱりボーカリストなら自分の声を通すマイクに拘りたいものです。ギターやベースに愛着が湧くようにマイクにも自ずと愛着が湧いていきます…
メンテナンスだけは忘れずに行いましょう!
個人的には僕も使っているE935がオススメです
個体によってボーカルのキャラクターも多少変わるので自分に合ったものを選び買うようにしましょう!
ではまた!